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100%天然ハーブ甘味料
「ステビオパウダー」開発
モリタ食材開発研究所

 【関西】「食品企画開発の提案と新しい味づくり」に取り組んでいるモリタ食材開発研究所はこのほど、天然物100%のハーブ植物でダイエット・低カロリー甘味料として使用できる製品化技術の開発に成功した。


 「ステビオパウダー」とネーミングされたこの天然甘味源は、ハーブ植物「ステビア」を品種改良した優良品種「和甘菊」を有機栽培し、その乾燥葉だけを採取・粉末化したもの。品種改良された「和甘菊」は、1971年に同社が世界で初めてステビア事業に関わって以来、天然の甘さをそのまま甘味源として提供するために品種研究・改良したもので、従来のステビアと比べて、ステビアの主成分である「ステビオサイド」よりもはるかに甘みが強い「レバウディオサイドA」を多く含むのが特徴。その葉には砂糖の300~450倍の甘味成分が6~10%程度含まれている。その乾燥葉を粉末化した100%天然ハーブ甘味料「ステビオパウダー」は、手軽なダイエット甘味・低カロリー甘味として利用できる。


 同品は、抹茶のような緑色の粉末タイプで、青汁やジュース、紅茶、ヨーグルト、煮物などの広範囲で、ハーブの甘さをそのまま利用できる。すでに業務筋で販売を開始しており、家庭用の商品化も視野に入れている。


 守田悦雄社長は、「これまでステビアの葉を利用したものとしては、1976年に特許技術で製品化され、大ヒットしたカネボウ食品のチューインガムがあるが、当時の葉に比べると、品種改良されたことで格段に甘味質がよく、苦味も少なくなっている。今回は一般消費者の日常の食生活の甘味源として、100%天然物として提供できるように栽培から製品化までの一連の技術開発を行ったため、大変使用しやすい製品となっている。すでに食品加工メーカーには同品を食品の企画開発に有効利用しようとする動きがあり、一般消費者向け市場以外にも人工甘味料として多用されテいるスクラロースなどの代替の自然甘味料としての評価も高まっていると感じている。われわれとしては直接メーカーに提案して、一緒に差別化商品の開発を推進していきたい」との期待を込めている。


 神戸女子大学大学院家政学研究科の梶原苗美教授は「この製品名は人工甘味料ではなく、自然界にある甘味植物を非常に良質な甘味をもつ品種に改良し、これを原料に消費者が簡単に使用できる100%天然品として製品化されており、ハーブの天然甘味源として、生活習慣病の予防・改善などの用途に期待が持てる」とコメントしている。(徳永清誠)

日本食糧新聞 2011年(平成23年)11月25日(金)掲載
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