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“無添加”の天然醸造調味料
魚介類の加工などに
長年のバイオ技術で開発

 【大阪】モリタ食材開発研究所(大阪市、守田悦雄社長)はこのほど、食品添加物を一切含まない天然醸造調味料「味譜(あじふ)ベース」を開発した。魚介類の加工品をはじめ、ねり製品などにもよく合うという。同社が培ってきたバイオ技術を生かし、“無添加”を求める消費志向に対応した。


 同社は、商品開発の提案や知的財産に関する助言などを行っている。1982年に2週間でしょうゆを醸造する技術を発表するなど、独自のノウハウで新製品を開発してきた。


 味譜ベースは、大豆や小麦の醸造・発酵に特定の微生物を使用することで、強い香りとまろやかな味を実現。食塩17%を含むが、アミノ酸が結晶化するほどの豊富なうまみ成分が特長だ。


 岡村昇一・提案営業部長代理は「無添加と独特のうまみを使い、製品の差別化にご活用いただきたい」と話している。


 包装形態は、1キロパック×12で、細粒状とペーストタイプの2種類。価格は原料や品質によって異なるため、応相談。


 ▼モリタ食材開発研究所=(電)06・6931・4180


みなと新聞 2011年(平成23年)11月28日(月)掲載
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