12本のバラ「ダーズンローズ」
各分野に企画提案
モリタ食材開発研究所(大阪市)は12本のバラを贈るという欧米の習慣を「ダーズンローズ」として登録商標し、日本での普及に力を入れている。12本のバラに花言葉をつけ、生花や造花のほか、食品、化粧品、装飾品などあらゆる分野にバラをデザインした商品を企画提案することで、ビジネスの拡大を図るもの。
社内の部署、ダーズンローズ倶楽部が登録商標を活用した商品づくりや事業展開の提案、支援を行い、その収益を社会に還元する社会福祉還元ビジネスを展開する。バラのエキスや香りなどの原料も提案する。
守田悦雄社長は「ダーズンローズ」の花言葉は誠実、愛情、健康、平和など形のないものだが、その心を託して贈るものだ。われわれは提案型企業として長年、食品業界に関わってきた。他の業界に向けてもこうした提案を積極的に行い、その業界の発展、さらには社会づくりに貢献していきたい」と話している。 |