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魚介類の歩留まり向上に
-モリタ食材開発研究所が添加物開発-
きょう発売 ボイル時の収縮軽減

 大阪モリタ食材開発研究所(大阪市、守田悦雄社長)はこのほど、魚介類の加工工程の歩留まりを向上させる食品添加物「モルビードA」を開発した。1日から販売を開始する。原料の味を損なわず、ボイルなどによる収縮を軽減することができるという。


 同社は"知恵袋会社"として、商品開発の提案や知的財産に関する助言などを行っている。歩留まりの低さは水産加工メーカーにとってネックで、以前から同社への問い合わせが多かった。開発にあたっては、製品のうまみを残すことを一番に考えたという。


 「モルビードA」は粉末タイプで、炭酸水素ナトリウムなどのpH調整剤やアミノ酸、食品素材などを含む。使用方法は加工の前工程で同品を2~3.5%溶かし、1~18時間浸透させる。価格は20キロ3万6000円。同社営業部および特約・代理店を通して販売する。


モリタ食材開発研究所=(電)06-6931-4180

みなと新聞 2011年(平成23年)7月1日(金)掲載
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