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元気企業 新しい味づくり、差別化に応える 透明醤油風調味料を上市

2020年(令和2年)7月30日(木曜日) 食品産業新聞


 モリタ食材開発研究所(大阪市城東区)は食品メーカー向けに、新しい味づくりや商品の差別化・高付加価値化のための技術情報の提供や食品素材の販売を手掛けている。昨年、沖縄の乾燥甘梅「スッパイマン」のエキスを液体と粉末で商品化し話題となった。今年も、透明醤油風調味料や、気になる臭いを改善・解決する技術製品を上市した。守田悦雄社長は「コロナ禍の今、足元を強化したいメーカーが増え、当社への問い合わせも増えている」とし。同社への注目が高まっている。

 守田氏は1971年に世界で初めてステビア甘味料の開発に成功し、事業化した人物。ステビアを普及し、事業分野の可能性を広げるため、82年に同社を創業した。

 沖縄の上間菓子店が81年に発売した「スッパイマン」の開発にも携わった。ステビアを活用し、当時は珍しかった甘酸っぱい梅干しが誕生した。ステビアを極めた同社は現在、差別化されたステビアを展開している。

 設立来、研究開発提案型で歩み、"知恵袋会社"を目指してきた。「個性的な小さい会社で大きな社会貢献をすることが理想」。

味づくりから、加工技術提案、コラボ食品の企画提案、知的財産の開発助言まで幅広く展開し、顧客や食品業界の発展を支える。

 「差別化・高付加価値化のお手伝いをしている」ため、食品メーカーとの直接取引が多くオーダーメイドで対応している。ジャンルは、調味料、惣菜、魚・肉化工品、珍味、漬物、菓子など幅広い。「完成した味であっても、臭い、えぐみが気になる、『最後の味が決まらない』など、よりおいしくするお手伝いができる」点が強みだ。

 健康志向に応える新しい透明醤油風調味料を開発し、業務用「コウミロン味ベースホワイト」、家庭用「味譜一番」=写真=を5月に上市した。プレスリリースを出したところ反響が大きく、介護食、グルテンフリー関連など、従来にない分野からの問い合わせもあったという。本格販売はこれからで、家庭用は通販サイトで6月末から先行販売中だ。

米、大麦由来の発酵調味料、食塩、調味料(アミノ酸等)などを主な原材料とし、小麦、大豆は不使用。淡口醬油、白醤油、透明醤油などと比較して、食塩分が5~10%程度低いという。旨味、塩味、酸味などの基本味のバランスがとれており食材の香り、色調を損なうことがない。

 「食品業界に長年携わってたどり着いた、集大成と言える革新的な調味料。食材の香り、色が生きる」と胸を張る。「足し算、掛け算できる。例えばみりんを加えるとめんつゆを酢を加えるとポン酢を作れる」。加工酢、たれ類、肉類、惣菜、漬物、炒飯、和洋菓子など幅広い分野の食品の味づくりに活躍する。たん白加水分解物、酵母エキスの代用、併用といった使い方もできる。

 また、気になる臭いを改善・解決する新たな技術製品「マスキットEX」を開発し、7月15日から販売を始めた。食品素材のマスキング矯臭効果のある醸造液体製品で、原料は米など国産穀物100%大豆たんぱくの臭い、日持ち向上剤、㏗調整剤などの添加物、酵母エキス、たん白加水分解物などの調味料素材などの気になる臭いを改善・解決する技術として提案していく考えだ。

 
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