愛を12本のバラに託して-。欧米でそれぞれ花言葉がある1ダース(12本)のバラに心を託してプレゼントする習慣「ダーズンローズ」を商標登録し、普及に取り組んでいる「ダーズンローズ倶楽部」(城東区、守田悦雄代表)が、企業とタイアップして使用料の一部を福祉団体などに寄付する取り組みを始めた。 第一弾として、バラ販売会社「ローズマジック」(東京都港区、平館美木代表)がメッセージ入りのバラ1本を含む生花12本の「ダーズンローズブーケ」を販売。白バラに15字以内で文字を印字できる。8400円(税別)。 同倶楽部は1996年設立。「12」にちなんだ12月12日を記念日「ダーズンローズの日」とするのに尽力するなど、普及を進めてきた。ブライダルデザイナーの桂由美さんが「ダーズンローズウエディング」としてバラづくしの結婚式を全国展開するなど、知名度・認知度が上がってきているという。 今後は花以外に香水やタオル、菓子類などにもデザインして広げていきたい考えで、守田代表は「ダーズンローズの商品作りのきっかけにし、停滞している経済の刺激剤になれば」と話している。 問い合わせはダーズンローズ倶楽部が電話06(6931)4180、ローズマジックが03(3475)5785。 (光長いづみ) 大阪日日新聞 2010年(平成22年)12月11日(土) 掲載 |