守田悦雄は、世界で初めてC44H70O23、分子量966の物質を知見し、レバウディオサイドAのパイオニアとして、1973年8月4日に、その利用・用途特許(甘草甘味成分の呈味改善法)を出願した。後年この物質は、レバウディオサイドA(英文名Rebaudioside
A)と命名された。
この甘味物質は非常に砂糖に近似した甘味質であり、耐酸性、耐熱性、対塩性のある自然の甘さを有する天然甘味料である。しかも、砂糖の450倍の甘味度があることから、グラニュー糖、上白糖、三温糖などの砂糖類、ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖などの液糖、果糖などの代替甘味料として使用されるものである。
甘さ控えめ、カロリーカット、低カロリーなどを特長とする食品、砂糖、液糖などの発酵改善・防止、焦げの改善など糖類の物理的欠点を改善・解決できるもので、「甘味付与法」の甘味技術は、ポカリスウェットステビアに利用された。
現在、アメリカなどでは、レバウディオサイドA(英文名Rebaudioside A)を高含有するステビア優良品種の乾燥葉がハーブ系甘味源として販売されている。また、レバウディオサイドAは、95%以上の精製純度が食品用ステビア系甘味料として使用されている。
レバウディオサイドA高含有のステビア優良・改良品種・原料から誕生した非常に優れた甘味質の天然・植物性レバウディオサイドA甘味料 和甜菊糖シリーズ製品〔美味しい味づくりのための新しい甘味付与技術製品〕 株式会社 モリタ食材開発研究所
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