特許公報(抜粋)
甘草甘味成分の呈味改善方法


○出願    1973年8月4日
○発明者   守田 悦雄
       大阪市城東区今福南1丁目114番地

特許請求の範囲


1 甘草エキスを、ステビオサイド100部に対して、薄層クロマトグラフィで、ステビオサイドのRf値を1とした場合、0.71附近に呈される分子式C447023、分子量966の物質を5部以上共存、含有するステビアレバウディアナベルトニーのエキスの共存下に使用することを特長とする甘草甘味成分の呈味改善法。

分子式C447023 分子量966の物質は、当時世界的にも知見されていない物質で、発明者 守田悦雄は甘味物質X、またはステビオサイドA3と仮称して、各種の食品用天然甘味料の特許出願を行った。

後年この甘味物質は、正式にレバウディオサイドAと命名され、ステビオサイドよりも甘く非常に良質であることが一般的に認められている。

レバウディオサイドAのパイオニアとしてスタートした1973年から41年が経過し、今日(2014年現在)では、ステビア品種もレバウディオサイドA高含有量品種が開発され、世界的にも、このステビア優良品種が大規模に栽培され始めている。

自然・天然甘味資源として、また安心・安全なヘルシー天然ダイエット甘味料として、世界的にもテーブル甘味料、あるいは食品用甘味料としての使用が許可され、今後更に甘味資源として需要の拡大が期待されている。

レバウディオサイドA高含有のステビア優良・改良品種・原料から誕生した非常に優れた甘味質の天然・植物性レバウディオサイドA甘味料 和甜菊糖シリーズ製品〔美味しい味づくりのための新しい甘味付与技術製品〕 株式会社 モリタ食材開発研究所

醤油加工品、ソース、佃煮、魚介加工品、珍味、漬物などの食塩の塩から味を緩和・ソフトな味にして、味の差別化を図る新しい技術・方法は、塩から味緩和製剤「カラミソフト」を0.2~0.3%添加すると、美味しい味のバランスのとれた加工食品ができます。

 

 詳細は、(株)モリタ食材開発研究所 新技術提案 営業部までご照会ください。