食品業界の知恵袋として知財開発をサポート

 (株)モリタ食材開発研究所(守田悦雄 代表取締役)は、食品加工技術の開発、食品メーカーに対する食品技術情報の提供や、加工食品の差別化原料を独自開発・製造販売しており、合わせて、世界に先駆けてハーブ系植物性甘味料であるステビア甘味料の開発・事業化に成功した実績、経験、ノウハウに基づいて、これまで食品メーカーを中心とした顧客企業に対し、知的財産の開発戦略の助言・指導等を行い、コンサルタント的立場で食品業界の発展に寄与してきた。


 この程、同社・部長 門 仁司氏の弁理士試験の合格に伴い、従来から取り組んでいる時代のニーズに応える美味しい味づくりに対する技術提案、食品加工技術の開発提案に加え、商標、意匠、特許等の出願から権利化に至る諸手続、係争の解決等の助言業務等を通じて、顧客食品メーカーの社外ブレーン的な存在として、製品開発戦略、知的財産戦略をリンクさせた総合的なサポート体制を確立した。


 この取り組みについて、大阪商工会議所の会員で、中小企業の黒字化支援に積極的に取り組み、財務コンサルタント・社外ブレーンとして中小企業経営に詳しい、税理士法人テイタス代表 藤原均税理士は、「今回のような取り組みは、食品業界はもとより他業種においても初めてではないかと思われる。中小企業の多い食品業界の経営者にとって、大変心強いはずである。厳しい経済状況下、生き残りをかけた各企業におけて、知的財産戦略がますます重要視されており、モリタ食材開発研究所の新しい事業展開は、大いに注目・期待されるであろう。」とコメントしている。


 今後、同社では、食品の味づくり、製品開発、技術開発から、ブランド戦略をはじめとする知的財産の開発・権利化・保全に及ぶ幅広い分野で、積極展開を狙う食品メーカーの知恵袋として、食品の差別化・高付加価値化を陰で支える存在を目指します考えである。