観音巡礼
1月13日 風のない暖かな日曜日 昨年来気になっていた事があった。
80本の竹の花筒を用意したのだが 虫食いの花筒が6本有り水が漏った。
三体の仏さまは古い花入れで我慢してもらっていた。今日こそと思い竹筒と菊の花を用意して出かけた。
入口には よう来た如意輪観音さまが いつものように穏やかな表情で出迎えてくださった
般若心経を唱え 二番の聖観音さまに向かう
胸突き八丁の石段を上がったところに お話の出来る 聖観音さまがいらっしゃるのだ。
今日はことの他 こちらの波動がいいのか いつもとは違った微笑みで答えてくださった。
ちょっと昔 連合艦隊と言う映画を観た後なんとも悲しみが収まらなくなって
この仏さまの前で 泣きじゃくったことがあった。
ポーズをとってあげると 笑って下さったのもこの仏さまなのである。
何かあると 報告に来るのもこの仏さまなのである。
この山には頂上に馬の背と言われる 大きな大きな岩の塊でこの山は成り立っている
岩をくり抜いた仏さまは十数体有り それぞれに千手観音さま有り お大師さま有り 弥勒菩薩さま有り
静かな仏の故里なのである。
しばしば光線のかげんで美しいお姿を見ることがある
この山に来ていつも気になっているのは この忘れられたような場所にある小さな童子地蔵尊である。
丁度ここに辿り着いた時に 柔らかな光を戴き輝きだした。 ありがたいことである。
ここには もう一人 御本尊の阿弥陀如来さまをの門番をされている羅漢さまのような 天然の岩がある
僕は哲学者と呼んでいる。 この岩の後ろの方に座禅を組むのに座り心地のいい場所があり気に入っています。
昼下がりの僕の充電基地になっている石山観音でたっぷり遊ばせていただきました。ありがとうございました。
和楽輪の家 小林哲博