通学路
マリーゴルドと大輪のダリヤが 僕の背の高さくらい咲いていた思い出がある。
生まれてずーっと 花が側にない生活をした思い出がないくらい いつも花に囲まれている。
毎朝子供達が 集団登校する姿を 4〜500メートル先まで届く位の大声で 行ってらっしゃ〜い と送り出したいる。
子供達の通学路を花で飾ってあげようと 近所の同級生と協力して コスモス・菜花・ と花を絶やさないように
種を蒔いたり 耕したり 除草をしたり 植え変えたりして 一緒に楽しんでいる。
いじめ・ 登校拒否・ 不愛想・ 無関心 そんなものはこのキララの里には無い。
校内に花壇を作っただけで 学校が変わった話はよく聞く
地域全体が 子供は宝として 日本の将来を考えたならば 通学路を花で飾って 花街道にするのも一考であろう。
秋の空に映えるコスモス
きっと人の心の中にも忘れられない思い出を作ることだろう。
和楽輪の家 小林哲博