家城神社 こぶ湯
家内の生家を改造して 別荘?として使っている。
お盆を利用して 三杉町八知に向かった 途中いつも気になる道路案内看板がある。
こぶ湯→とある 早く出発して時間があったので訪ねてみた。
詳細は次回に書くが 水を求めて行列が出来るという その貴重な湧水を飲んで十分もしないうちに 上半身じん麻疹が出て赤くなった
瘤(こぶ)を取る湯なのに 発疹してしまった。それは三十分程で収まったが 中々効力のある水だな〜と思った
不思議と汲んだ直ぐより 時間を置くとこの世に馴染んで美味しくなってきた。
今は 同じコップに水があれば こぶ湯の方に手が行ってしまう。そしてじん麻疹も起きなくなった。
道草はこれくらいにして 実家の山の景色は素晴らしかった。
真っ青な吸い込まれるような大空にトンビが遊ぶ 里から吹き上げる上昇気流が大洞山に起きる
数羽のトンビが旋回する姿は 勇壮である。
耕作放棄になった農地の 大きな木陰の下に育った捨て猫が僕の様子を伺っていた。
親戚の者が餌を与え 白いから ハク と言う名前をつけて自由に遊ばせている。
ススキの繁っている所も 以前は高原野菜の夏大根の採れる畑だった。
仲人さんも今85歳で 足が痛い腰が痛いと言いながらも 自分の食べる野菜は 自分で作っている。
後継者がいなくなった 開拓地は悲しい
仲人さんがしみじみと また元の山に戻っていくんだねぇ〜 と言った言葉が印象深かった。
人もトンビも猫も農地も 誰が特別偉いもんでもなくいずれは大自然のふところに戻っていくのだと安心した。
和楽輪の家 小林哲博