水祭り 2012

 

キララの里には 昭和48年に四日市市の無形文化財に指定され 

現在は 保存会も含め 地元の小・中学生も 先生も加わって続いている由緒正しき伝統芸能がある。

 歴史は遡るが 1668年 この年の夏雨はなく 村を挙げて雨乞いの祈願をしたが効果がなく

72日に『神踊』を奉納したら その夜大雷雨があった。

次に1720年『礼おどり』を奉納したとの記録が神社に残っている

現在の『お諏訪おどり』はこの時を持って始まりとしていると言われている。

 

保存会の人達から受け継がれている  お諏訪おどりの歌 笛 を 小中学生も習い それに合わせて

勇壮な太鼓踊りが 毎年7月31日夜に行われるのである。

今年は 雨の心配もなく 沢山の見物の人達も集まりいつになく賑やかな水祭りとなった。

 

水祭りという 地域挙げてのお祭りがある御蔭で 今世間で騒がれているような小中学校での陰湿ないじめは

僕が少年警察協助員して15年程なるが一件も起きていない。

こうして地元キララの里の写真を撮り続けられることに感謝しています。

ありがとうございます。

 

和楽輪の家   小林哲博