人という字
家内の母がもうじき満95歳になる。 自分で動くことが出来ない躰である
週に三回出張入浴に来てもらい 月に二回 ショートステイに預かってもらい
日常の家内の介護と合わせて安心の老後を送っている。
昨日日曜日に 家内の妹と娘さんが おばあちゃんに会いに来てくれた
日頃は一人で寝ているのだが 流石にいくつになっても 自分を訪ねて来てくれる人がいるのが嬉しくって
ぽっぽっぽ鳩ぽっぽ と歌いだしたり妹の娘を見て綺麗な子だね と言ったり
して上機嫌でした。
昔から 人という字は 支え合って人という字になっているんだよ と教えられてきた
この ほとんど記憶が薄れてしまっているおばあちゃんだが
昨日の様子を見ているとどんな状況になっても人は人恋しいのだな〜と思いました。
改めて人という字の成り立ちが理屈抜きで分かりました。
和楽輪の家 小林哲博