ゴーヤの絆

 

毎年楽しみなのがゴーヤの日よけカーテンだ

土地が肥えているせいか 毎年一本の苗で良く繁ってくれる

 『ゴーヤの絆』と言う題を付けてみた。

誘導の為に張ったネットを捕まえるためにバネを巻いたように蔓を伸ばし風にも負けずに伸びていく

これを見ていると 人があんな形にバネを巻いたのではなく  ゴーヤの蔓を見て人が真似をしたのではないかと思えないだろうか?

我々の学ぶべきものは 自然から出来て自然に戻って行く物であって

最終処理の出来ない危険な物を作って今だけ良ければいいと 無責任に創り出すものではないと思います。

このゴーやの螺旋を見てもいかに自然が万能であるか見せてもらっているように思います。

人工の光の中で コントロールされた空気を吸い アスファルト・コンクリートの上を歩く

そんな生活の中で 人は自然治癒力・自律神経・など 病気のならない自然の力を育てていく事が出来るだろうか?

ふと 世間のしがらみから離れた時に考えてみてはどうだろう。

 

和楽輪の家   小林哲博