お茶セミナー

三女左知夫婦の家を建てて頂いた御縁でフォレスト大森さんとの御縁が続いている。

文化活動の一環でお茶セミナーをやって欲しいと言う事になり 出掛けて行った

 

まず お集まり頂いた八名の方に いつも使い慣れた急須を持ってきて頂きいつもの作法で淹れてもらった

それぞれ互いに飲んで頂いたが これは美味しいと言う訳にはいかなかった。

お茶を淹れる時のポイントは大まかに三つある 一つには茶葉の量 二つにお湯の温度  三つには待機時間である

 まず 皆さん茶葉の量に驚いていた 先日お客様から掛かって来た電話は 土瓶にお茶を入れて出したんだけど

全然新茶の味がしないけど どうしてですか?と言う電話であった。

おまけにグラム千円もするお茶なのに と言われるのである

お茶は高ければ高い程デリケートで淹れるのに細心の気配りが必要なのである

剃刀の刃で木を切ろうとしたが刃こぼれして何ともならないと苦情を言われているようなものである。

でも今日集まって来られた方々は 皆さまセンスの良い方で素早くポイントをつかみ納得して下さり有難かったです。

 これからもお茶農家の方々の為にも 日本のお茶文化の継承の為にも 皆さまの健康の為にも

機会を見て美味しいお茶の淹れ方を普及していきたいと思っています。

 

 

和楽輪の家  小林哲博