後ろ姿
今朝は 重い雲がかかり大雨の様相だったが いつもの通り歩き瞑想をしていた。
四か所目の 祈りポイントに近づいた時 薄明かりの中こちらに向かって歩いて来る二つの小さい傘があった。
般若心経をあげながら そろそろ後ろを通って行くはずだが と思っていたが 消えてしまった。
終わってアトリエに近づいたところ 僕の前方に小さい二つの傘が歩いて行く
突然振り返って お父ちゃんと言う それはヨシュアと友達のアイリだった
早朝ウォーキング 教えた訳でも 薦めた訳でもないのに 子の子達のイメージに中に取り込まれている。
親の後ろ姿を見て子は育つと言うけれど 取り巻く環境によって子供は大きく影響されていくものだと改めて知った。
荒野を開拓して農地に変えていった父母の姿を 僕も家内も見て育った
僕も稼がなくてはと小学校4年生から中学3年まで60軒の新聞を配ってから学校に行った。
続ける事の習慣はその時に育ったと思う。
和楽輪の家 小林哲博