お彼岸

お彼岸と言う事で　花屋さんも仏花がいっぱい用意されていた

墓地行くと普段ゆっくりお話する事の無い人とも会える

そんな一人　僕の一番下の弟と同級生の御婦人

『最近体調を壊して入院してたの、　この年になると

あっちこっち調子悪くなって

誰のお世話にもならずに　ぽっくり逝きたいわ、、、、』

と言っていた。　普通誰しも思う事である

特に両親の自宅介護をして　その老後のすがたを目の当たりに見ていると

あぁ～将来自分もこうなるのかと思うと先のことながら憂鬱になって来るのが人情ではないだろうか

『そやな～そう考えるとお先真っ暗だけど　人のお世話になる事を前提に考えれば

出来るうちに　一人でも多くの人のお世話をさせて頂こうって考えて行けば

何とかなって行くのではないかしらね～』

と言う会話で　笑いの内にお互い家路についた

彼女は神経性胃炎だった

心身両面余り深刻に考え過ぎない方がいいように思います。

『災難に遭う時は遭う、病気になるときはなる、故に死ぬ時は死ぬがよろしかろう。

これ災難を逃れる妙法なり』

と先人も言っているではないか。

和楽輪の家　　夢狩人　哲