たはむれに母を背負ひて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず (啄木)
 
真剣に父を背負いて そのあまり軽きに思わず笑い 三歩飛ばして階段上がる (哲)
 
何年かぶりの大雪になった
 
 いつもなら 食事の時間に父は 離れから 食堂まで約30メートル自分の足で歩いて来るのだが
20センチ程の雪で 歩いて来れなくなった。
車椅子 とも考えたのだが 面倒なので生まれて初めて 父をおんぶすることになった。
僕がちちゃいころ 父におんぶしてもらった事が有ったのだろうか?  母がいない今その真実は闇の中だ
そこで ふざけて作ったのが 
真剣に父を背負いて そのあまり軽きに思わず笑い 三歩飛ばして階段上がる (哲)
なのである。 父が開拓事業を始めた時の体重が37キロ と聞いていたが  正に今がそんな感じだ
父をおんぶするって なんだか抵抗があった  一度経験した今でもやはり あまりしたくはない
出来る事なら 間に 車椅子とか 担架 とか 何か有って欲しいのが正直なところだ
 
昨夜 四駆で雪の山道を駆け回って帰ってきたのが24時  今朝は4時に起きて 歩き瞑想のあと
重機を持ち出し子供の通学路の除雪を約1キロ バス通りまでやった。
久しぶりに雪が降ると また違った1日が始まり 発見があるので楽しい。