酔芙蓉
 
 
都築克亮 と えり子 は50半ば〜〜〜〜 高橋治 の風の盆恋歌 1987年8月25日発売 
 
23年前に読んだ本の中で始めて知ることになる  酔芙蓉が出てくる 一日で咲いて散るはかなくも美しい花に惹かれてしまった。
 
今朝は 願ってもない  酔芙蓉日和   朝4時には咲いていた
 
 
 
 
朝日に透かされた花びらが 真っ白に光っているのが なんともこのは花の素性を物語っているようだ
 
この花が 夕方には真っ赤に染まるのを もう何年も見て知っているのに 不思議と今一瞬はリセットされている
 
あいも変わらず また こころときめかせ シャッターを切っているのだ
 
 
 
 
お昼を過ぎると ピンクになってきた
 
揺れる脚立をなだめながら 一瞬の時間をもらった
 
この後  三時  四時と待ち遠しい
 
 
 
五時が近づくと  もう最高
 
風もなく  異常な季節外れの灼熱の太陽もにも 情け心はあるとみえて
 
時折雲に隠れて きれいな写真のチャンスを与えてくれた
 
一個の花が 大の男を虜にする 酔芙蓉と過ごした一日に悔いはない
 
これでいいのだと 
 
一人つぶやきながら 日記を書いている