今年もハス
25年にもなるだろうか 僕の写真の原点ともいえるハスの写真を撮ってから
7月の末 夜10時に家を出た 羽島市の大賀ハスの植えてある田んぼに着いたのは
23時 農道に毛布を敷き朝の2時まで寝た
懐中電気で花を一個づつ照らし今朝咲く花を探した お目当ての花の前に三脚を立て朝を待った
5時頃になって 木曽川の堤防から朝日が昇りだした 5時15分ハスの花の中に光が入った
当時のカメラはニコンF3 レンズは50〜135mm
フイルムはASA400
夢中でシャッターを押したが どんなふうに撮れているかは不明
でもその日のうちに 満足のいくハスの花の誕生になった
25日の日曜日 歩き瞑想を終えて 森川ハス園に向かった
ようこそ 両手を広げて お待ち申し上げていました と言わんばかりのハスに迎えられた
あっつい日が続きますね〜 私は葉っぱの日傘をさしてるの 紫外線がきついからね
邪魔だなぁ〜と思っていた 蜘蛛の糸が そんな事無いよ と揺れて見せた
すると光が差して来て 虹色にに光った 思わぬプレゼントに ごめんね とつぶやいた
今年は 肥料が効いたのか2メートルを超えるハスの花が乱立していた
中でもひと際存在感のある花が有った 太陽の光に透かされ 見え過ぎちゃって困るわ って言ってるよう
仲良し乳母桜も 私達もまだまだよ まだ蜜があるのよ ほれハチが証拠よ って言っていた
何とも楽しい日曜の朝のひとときだった 早起きは三文の得に非ず無量の徳に思えた
今年は 高田城址 南条 又いつかは中尊寺 ハスの花の追っかけをやりたい
哲