寒波来襲
 
冷たい朝だった  鎌ヶ岳 の950メートルラインが雪化粧していた
 
 
向かって左の山が 入道ヶ岳 雪化粧しているのが鎌ヶ岳 右が雲母峰 (キララ) である。
 
この地で育って64年いつも変らない景色だ
 
日が昇り始めてから 気温が低いせいか 山がくっきりメリハリが効いて美しい
 
 
僕は この中央の鎌ヶ岳が好きで 高校卒業までに15回ほど登った
 
登山地図を買ってきて 登山計画を立てる 
 
子供の時の身軽さを武器に走れるところは走って 鎌尾根を ごめんね  ごめんね と言いながら
 
かなりの大人を追い越して その日のうちに 湯の山温泉まで辿りついた事もあった
 
 
 
山のある風景は 僕のこころをなごませる
 
都会から帰っても 海外から帰っても この鈴鹿の山並みを見ると あぁ〜帰ってきた と思う
 
故郷のある  思い出たっぷりある 人生は豊かだと思う
 
こんな緑いっぱいの土地にいて 戦争をしている国の人たちを想像する事は出来ない
 
何故争うの?何故殺し合うのって 単純に思う
 
緑多き日本に生まれてきたこと自体特別のような気がする。