一本有る しあわせ
 
たった一本の栗の老木がこんなに人々を幸せにするのか不思議です
この栗の木は前世女神ではなかっただろうか? と思えるほど
子の子達は イガが茶色くなったのを竿で落としたり
自然に色ずき落ちたのを手慣れた手つきで皮をむいて実を取り出したりしています
たまには 竿が姉妹の顔に当ったり 泣いたり笑ったり叫んだり 
栗の木は何にも言わずいっしょに遊んでくれています。
 
家内は おこわを炊くのが上手だ
タケノコご飯 鯛飯 鶏飯 栗おこわ 年中飽きる事がない
それを又一族に配り歩いている 一本の栗の木が 20人も30人ものお腹を幸せにしている
回りを見回せば ちっちゃな事が大きなしあわせにつながる事がゴロゴロしている
有り余る中で見つけるしあわせは難しいが 何にも無いところではわずかな喜びが宇宙大のしあわせにつながる
 
以下のメールは家内が親戚・友人に送ったものです
読んでいただければしあわせです。
 
 
栗おこわ (家内のメール)
 
 
我が家には!一本の栗の木があります
もう!老いてきたけれど!毎年秋には毎日少しづつ収穫出来ます・    
 栗は気がついた人が拾いますそして!私の所に届きます・
今年は小学二年生のよしゅあも加わって! 「おこわを作って下さい」とメモといっしょに栗が届いていました    
 とても・とても・可愛いいね・  この敷地内には5家族19人住んでいます。       お正月おぼんはもっと沢山増えます
   沢山の栗も集まったから今日は「みんな!仲良く!暮らせる様に」と願いをこめて栗おこわ炊きました
 栗の皮をむくのは!大変だけどそんな事は へいちゃらさ・
 栗って外見は イガイガで扱いにくいけど 中身は!ニコニコ笑って素敵だね            
 私も  外見はアンスマートだけど 中身は 世界一素敵なおおお母ちゃんです。主人がそう言ってます?