与えられるもの
 
当然手に入ると思っていたのに手に入らないものもある
 
贅沢だと思っているのに手に入るものもある
 
たらいの中の水みたい 引けば向こうへ行き 押せばこちらに来る
 
国道306を走っていた5:07分 不思議な夕焼けに出会った
 
何と何とここに車を止めなさいと言わんばかりに一台分のスペース
 
 
この夕焼けに出会って時間よ止まれと思わない人はいないだろう
 
 
色々薄暗い中で一瞬も逃すまいと設定を変える
 
夕焼けは一秒毎にその色彩を変える 楽しみながらの真剣勝負
 
 
たらいの水が向こうへ行ったのか  こちらに来たのか考える事も無意味な時間が過ぎた
 
美味しいものを適量食べた後に味わう満足感だった
 
別の用で走った車の中にカメラはあった