四条の橋から
三歳から日本舞踊を習ったと言う生粋の京都人
重森三果の みやこ遊びうた を聞きながら
先日遊んだ 終わりゆく秋を 思い出して書いている
木の下いっぱい敷き詰められた銀杏のはっぱ
春 夏 秋 を余すことなく精一杯生きて来た満足の色に思える
思い出いっぱい
ありがとう と聞こえて来た
湖に流れ込む銀河の光琉
良く来てくれたね ありがとう と光の意志が語りかける
絶妙の世界だ
自然にこころひらいた人だけに与えられる喜び
次から次ぎえとシーンは変わる
昔は若かったんだよ と言わんばかりに名残を残している
後輩に 小唄 端歌 のたしなみを 自腹を切って
教えていった 人がいた
ゴルフ接待三昧の中に日本文化は無い
三味の音に耳を傾け ふけゆく夜を楽しむ時を大事にしたい
隠れ人と呼ばれる事を本望とする生き方も 粋ではないか
動と静があるが如く
哲