商売と品性

 

『三つ余計に売るよりも一つを残すな』

 

赤福の会長が社長の時の 赤福のこだわりを語った言葉だそうだ

 

長年所得番付け上位に位置し  中村文昭さんも憧れをもってお尋ねした方だ

 

 

三重県の出身でもう一つ大きな商店がある

 

イオングループ (ジャスコ マックスバリュー ファミリーマート)

 

全国同じ傾向にあるが 四日市旧市内の商店街は今やシャッター通り

 

郊外店舗に食われて 地元商店は廃業をやむなくされている

 

 

 

 

これから お店を起こそうと志す者は 大変だけど面白い

 

いかに知恵を働かせるか 知識を経験によって知恵に変えるのだ

 

無味乾燥のビル砂漠を

 

人のあったか味を感じさせる街に変えるか

 

 

 

こんな世だから面白い 安い合戦に巻き込まれないで

 

いかに感性の訴える商品を開発するか

 

TVショッピングの矢継ぎ早に繰り出す音楽と言葉と映像あれは日本人のモノではない

 

買わされるのと 買うのとは違う

 

僕は20年前に買ったバラクーダーのジャンバーを未だに修理しながら着ている

 

そで口のほころびは切り取って2センチ短くなったが不自由は無い

 

良い品質で高くなれば 携わる人は豊かに成る構図は無いものだろうか

 

一人の事業家が全国制覇のチエーン作らなくても 

 

各地各地に地元の人に親しんでもらえる企業 お店が出来れば

 

沢山の社長が生まれるではないか

 

無用な競争が本当に人々を幸せにするのだろうか。